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クラウド家計簿(kakei+)はいいぞ

婦人之友社が開始した、多分初のオンラインサービスの、クラウド家計簿「kakei+」を、今月1ヶ月限定の無料試用中です。

このサービスは月額200円プラス消費税で年間2640円。毎年購入している『予算生活の家計簿』より高いしなー、紙に書き付けるの割と好きだしなー、とためらっていたけど、消費税の計算が楽だという一言で踏ん切りがついて、とりあえず登録&ログインしてみた。

そしたらこれが便利で…。

やたら猛プッシュされるのは、こっちのほうが利益率が高いからかな?なんて斜に構えていたけれど、ほんとうに便利だった。

ずっと紙の家計簿しかつけていないので、世の中の家計簿アプリや家計簿オンラインサービスではひょっとしたら当たり前のことに感動しているかもしれない。有名らしいマネーフォワードにはちょっとだけ興味を引かれたことがあるけれど、結局婦人之友社の家計簿の考え方(年間に必要なものを見積もって予算を立て、月平均にならし、差し引いていき、年間を通して予算ごとに収支差引をつける・食費は日本人の食事摂取基準をもとにした取るべき量をもとに、単価を出して予算を立てるetc)にズッポリなので、アプリなどは使わないままにここまできた。

 

たとえばこれは、先日旅行したときにペペッと覚書程度に打ち込んでいたスマホ画面。


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レシートの出ない入場料(チケットが絵葉書だった。金額はもちろん書いていない)、レシートの出ない地元の酒屋さんで買ったお酒、自販機で買った飲み物、食券回収方式の食堂で食べた食事、などなど。今まではとりあえずスマホにメモして、帰宅後転記していたが、なかなか現金がピタッと合うことがなかった。それが、今回は帰宅してから確認してみたら、一発で財布の中身と現金残高が一致した。う、うれしい…。

 

それと、嬉しくて、特に用もないのに開いて眺めてはにやにやしてしまうのが、この進捗率やグラフの画面(これはPC)

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今月の予算に対してどのくらい使っているのか、見える化してくれている。

 

これはトップページ。

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(↑恥ずかしくて金額を消してしまったが、青が予算で、赤が実際の金額。しばらく買い物に行ってないので、1日ずつ割り当てた食費予算が繰り越されて積み上がって結構な金額になっている。今月は夫誕生日・クリスマス・正月準備を見込んで食費を多くとっている。言い訳。)

ほかにも色々、収入グラフと支出グラフ(内容も積み上げ棒グラフで確認できる。ファイナンシャルプランナーと立てたライフプランみたいだ)を年間で確認してオーバーしていないか確認できる。集計も色々な切り口でできて、たとえば、副食物費では食品の費目(肉、魚、豆、青菜、芋など)ごとに集計できる。

記帳する画面では、内税・外税が選べるから、それぞれの品目ごとに消費税の自動計算ができる。アシスト機能で各費目への割り振りが楽になってるから、たぶん婦人之友家計簿を始めた人が最初もっとも戸惑うであろうことがクリアしやすそう。(たとえば洗濯用洗剤は費目・衣服費、項目・消耗品。食器用洗剤は費目・住居家具費、項目・消耗品。以前の家計簿では両方「生活用品費」としていたので、最初は慣れるまで時間がかかった)

当座帳検索もできるから、「昨年はティッシュいくつ買ったのかしら」なんてのもすぐわかるし。

口座の残高画面がまとまっているから、我が家の貯蓄は結局いくらあるのかも一目でわかるし(我が家は口座が家族全体で11あり、全部私が管理しているので)。

 

もう来年分の「予算生活の家計簿」を買ってしまったけど、来年はこのクラウド家計簿一本に絞ろうかなぁ…


『クラウド家計簿 kakei+』のご紹介