コマドリのたまご色の日記、金属軸の水性ペン
朝の、窓越しの光で見たこのノートの色がきれいだったので、ついパチリ。
これはわたしがつけている、妊娠がわかったときからの日記帳。将来、この子が生まれて、大人になった時くらいにあげようと思ってつけている。
わたしは小さいとき、「あなたができたとわかったとき、お兄ちゃんはこんなふうに喜んだ」「上のお兄ちゃんはこんなことをしてくれた」「生まれた時、こういう気持ちだった」「お腹にいるときにはよく動いていたから、下のお兄ちゃんとこういうおしゃべりをした」「名前はこうやって考えた」といった話を聞くのが大好きだった。繰り返しこういう話を聞くことで、自分は望まれて生まれたんだ、愛されているんだ、と確認していたんだと思う。いま思えば、自己肯定感はこういう話を聞くことからも培われるんだろうなあ。
というわけで、この日記には、妊娠してから誰それがこんなふうに喜んでくれた、夫がこんなことを言いながらお腹を触った、とか、記録しておかないと忘れそうな小さいことを書いている。エコー写真のコピーも貼ってある。
ノートは、ライフノートのノーブルシリーズ。この柔らかい青が好き。ページも100枚あってどっさり。長いこと書けそう。中のページはクリーム色のやや厚手の手触りのいい紙だ。
ペンはオートのリバティの軸にSARASAのブルーブラックのレフィルを詰めたもの。水性ペンの手軽にするする書ける感じが好きなのだけど、プラスチック軸はあんまり好きではない。オートのリバティは1000円くらいで上品な感じの金属軸が手に入るうえ、なかのレフィルは各社の水性・ゲルインクボールペンと互換性があるのですばらしい(Signoとかも使える)。でももうちょっと太めの軸を買えばよかったかも。細めのほうが女性らしい雰囲気が出るかなと思って一番細い軸を買ったのだけど、長時間の筆記には向かない。
サイトを見ていて思ったけど、中軸か太軸のボルドー色が素敵だな。実店舗で見たことがないので、試せないのが残念。