暮らす記録。

シンプルライフをめざして日々こまごまと。

プラスチックを置き換える※100均で

「海洋のプラスチック汚染?ああビニール袋がぷかぷかしてるやつね。大丈夫、私はポイ捨てなんてしたことないし、全部ちゃんとゴミに出してるから」

なんて思ってたけど、そういう話ではないんだそうですね。

マイクロプラスチックとかナノプラスチックとか、考えはじめるときりがなくて圧倒されそうになって、到底脱プラなんて無理と思いそうになる。(というか、完全なプラスチックフリーは極端な生活をしないと駄目なのでは?)

けれど、とりあえず、そろそろ買い換えようと思うものを非プラスチック製品に置き換える感じでゆるく取り組んでいこうかと思う。

 

玄関まわりのゴミ用のミニちりとり。


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割れてしまって力を加えるとゴミが落ちる状態。

そろそろ買い替え時なので、年末掃除シーズンでもあり、金属のに買い替え。サイズはほぼ一緒、百均製品。


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見た目もかわいい。

台所にホワイトボードがあると便利

 

「金曜日のソロたちへ」という番組が好きだ。

金曜日のソロたちへ - NHK

一人暮らしをしている人たちの部屋にカメラをたくさん置いて、住んでいる人が帰宅してから就寝するまでを映す。一回に3人+ストレッチマンで画面4分割。

お部屋こんなふうに工夫してるんだ、とか、こんなふうに時間過ごしてるんだ、とか思うのが楽しい。例えば漫画家が十円玉を磨いてたり、セパタクロー選手が脚を脱毛してたり(ソロの至福として紹介される)。翌日は自分の行動にも番組の説明字幕がついてると妄想すると楽しい。「プロフェッショナル」になりきるのは割とメジャーだと思うが、ソロごっこもいいぞ。

話がそれたが、番組に「文具王」高畑さんが出たとき、フスマや台所の棚にホワイトボードシートを貼って、原稿の構成や買い物メモなんかをすぐメモしているのが面白かった。

我が家の台所の壁はホーローなのだが、たしか展示場に説明を受けに行ったときに、マジックで書いて消すデモンストレーションを見たな、と思い出した。ちょっと試すとできるではないか壁をホワイトボードに。

ただまぁ、ホワイトボードに落ちない薄っすらした汚れがついてるのは時々みるし、そうなったら壁を取り替える訳にもいかんし、というわけで、ダイソーでホワイトボードになるマグネットシートの大きいのを買ってきた。


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これが中々よい。高畑さんのようになんでもメモしているわけではないが、ちょっとレシピを検索して料理を作ってみよう、というときに使っている。

今まで、手も汚れているのに料理中に何度も携帯画面を見るのが嫌で、レシピを紙に書き写し、それを見ながら料理していた。それが、コンロ横のホワイトボードに大きく書いておくと、すぐ見られるしとても便利。

殴り書きでお目汚しだが、これは「きょうの料理」のサイトの、チンジャオロースのレシピ。自分がわかればよいので省略をたくさんしている。ちなみにペンは換気扇の上に置いている。

チンジャオロースー レシピ 陳 建民さん|【みんなのきょうの料理】おいしいレシピや献立を探そう

 

そういえば、義母はおせちなど作るとき、カレンダーの裏にマジックで大きくレシピやタイムテーブルを書いて貼っていたな。

クラウド家計簿(kakei+)はいいぞ

婦人之友社が開始した、多分初のオンラインサービスの、クラウド家計簿「kakei+」を、今月1ヶ月限定の無料試用中です。

このサービスは月額200円プラス消費税で年間2640円。毎年購入している『予算生活の家計簿』より高いしなー、紙に書き付けるの割と好きだしなー、とためらっていたけど、消費税の計算が楽だという一言で踏ん切りがついて、とりあえず登録&ログインしてみた。

そしたらこれが便利で…。

やたら猛プッシュされるのは、こっちのほうが利益率が高いからかな?なんて斜に構えていたけれど、ほんとうに便利だった。

ずっと紙の家計簿しかつけていないので、世の中の家計簿アプリや家計簿オンラインサービスではひょっとしたら当たり前のことに感動しているかもしれない。有名らしいマネーフォワードにはちょっとだけ興味を引かれたことがあるけれど、結局婦人之友社の家計簿の考え方(年間に必要なものを見積もって予算を立て、月平均にならし、差し引いていき、年間を通して予算ごとに収支差引をつける・食費は日本人の食事摂取基準をもとにした取るべき量をもとに、単価を出して予算を立てるetc)にズッポリなので、アプリなどは使わないままにここまできた。

 

たとえばこれは、先日旅行したときにペペッと覚書程度に打ち込んでいたスマホ画面。


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レシートの出ない入場料(チケットが絵葉書だった。金額はもちろん書いていない)、レシートの出ない地元の酒屋さんで買ったお酒、自販機で買った飲み物、食券回収方式の食堂で食べた食事、などなど。今まではとりあえずスマホにメモして、帰宅後転記していたが、なかなか現金がピタッと合うことがなかった。それが、今回は帰宅してから確認してみたら、一発で財布の中身と現金残高が一致した。う、うれしい…。

 

それと、嬉しくて、特に用もないのに開いて眺めてはにやにやしてしまうのが、この進捗率やグラフの画面(これはPC)

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今月の予算に対してどのくらい使っているのか、見える化してくれている。

 

これはトップページ。

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(↑恥ずかしくて金額を消してしまったが、青が予算で、赤が実際の金額。しばらく買い物に行ってないので、1日ずつ割り当てた食費予算が繰り越されて積み上がって結構な金額になっている。今月は夫誕生日・クリスマス・正月準備を見込んで食費を多くとっている。言い訳。)

ほかにも色々、収入グラフと支出グラフ(内容も積み上げ棒グラフで確認できる。ファイナンシャルプランナーと立てたライフプランみたいだ)を年間で確認してオーバーしていないか確認できる。集計も色々な切り口でできて、たとえば、副食物費では食品の費目(肉、魚、豆、青菜、芋など)ごとに集計できる。

記帳する画面では、内税・外税が選べるから、それぞれの品目ごとに消費税の自動計算ができる。アシスト機能で各費目への割り振りが楽になってるから、たぶん婦人之友家計簿を始めた人が最初もっとも戸惑うであろうことがクリアしやすそう。(たとえば洗濯用洗剤は費目・衣服費、項目・消耗品。食器用洗剤は費目・住居家具費、項目・消耗品。以前の家計簿では両方「生活用品費」としていたので、最初は慣れるまで時間がかかった)

当座帳検索もできるから、「昨年はティッシュいくつ買ったのかしら」なんてのもすぐわかるし。

口座の残高画面がまとまっているから、我が家の貯蓄は結局いくらあるのかも一目でわかるし(我が家は口座が家族全体で11あり、全部私が管理しているので)。

 

もう来年分の「予算生活の家計簿」を買ってしまったけど、来年はこのクラウド家計簿一本に絞ろうかなぁ…


『クラウド家計簿 kakei+』のご紹介

 

 

ホック修理で財布復活

購入して7年になる財布のホックが、ゆるゆるになってしまった。

よく見ると、ホックのオス側の、張り出している部分が削れてしまっている。

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ほかの部分はまったく無傷なのに、この金具のせいで使えなくなるのかなぁと残念に思い、調べたら、ホックのみ交換ができるらしい。

今日、ホームセンターに行ったので、併設されている靴・傘・カバン修理の店に行って、できるか聞いてみた。そうしたら、あっさり引き受けてもらえた。

ホック両方を取り替えると金額があがるので、メス側だけを交換するという。f:id:kurasu-kiroku:20201216144240j:image

ビフォー写真がないが、ちょっとだけ斜めに新しいホックをつけてくれた。時間は15分、金額は税込み880円。

実は以前使っていたお気に入りの財布も、ホックが駄目になって買い替えた。そんなことしなくて良かったんだなぁ…

 

財布を定期的に買い換える考えがあるのは知っているが、私は買い替えたくない派。

材質は絶対コードバンで、色はワインとかバーガンディーとかいう名前がよくついている赤っぽいのがいい。コードバンは汚れも傷も目立たない、昔のランドセルみたいな、ガラスみたいな艶のある馬の革です。
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いまの財布は結婚する直前に買ったもの。内側に名入れをしたとき、入籍前だけど新しい姓のイニシャルを入れるのが甘酸っぱかったなぁ。

これからも大事に(扱いは適当だけど気持ちは大事に)使うからね。

家にあるもので0次の減災ポーチ

1年ほど前?に、どなたかのブログで、いつも持ち運ぶことを前提にした「0次の減災ポーチ」について知った。

自宅に多少災害への備えはしているものの、確かに出先で何かあったら非常に困るし、とてもいい考えだなぁと感心した。その後井田典子さんの本でも紹介されているのを発見。

 

今回、初めて購入した婦人之友社の手帳兼日記帳、dairy for simple life(主婦日記といったほうが馴染みがあるけど)の巻末リストを参考に、ポーチを用意してみた。


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このポーチのために買い足したものは何もなし。家にあったものと、持ち出しリュックの中にいれてあったものを集めた。出来るだけ圧縮してジッパーつきの袋に入れ、ガムテープは布製のものをある程度の長さに切って畳んだ。油性ペンでメッセージを書いて貼っておく使い方を想定している。

ポーチは以前セリアで購入して、日焼け止めスプレーと制汗剤入れにしていたもの。

手に持つとこんなサイズ感。


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ポーチはパツパツになったが、小さいバッグの中でも特に邪魔にはならない。これだけ入ってこのサイズならいいよねぇ。

他に水や携帯バッテリーもあるといいらしい。水は、出かけるとき別に持つからいいかな。バッテリーについては検討中。

 

わたしの行動範囲はとても狭くて、徒歩一時間以上かかるところにはまず行かない。だがまぁ、子どもと一緒にいつものショッピングモールに行ったら地震にあい、建物が倒壊した、ということもあり得るのが日本なので、作ってちょっと安心した。

 

 

ルームシューズを作った

少し古いが、『かぞくのじかん』2012年冬号に載っていた作り方で、5歳の長女のルームシューズを作った。


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外側の布は本人がチョイスした。

手芸店にて、キルティングプリキュアの布がいいと言うのを、来年以降も履いて欲しいので別の布にするよう言ったら、この目の覚めるような鮮やかな青を選んできた。

底の布は、うちの布張りソファを買ったときに補修用としてついてきた丈夫そうな布。内側の布は、長女がハイハイくらいのころ着せていた、少し毛足のあるカバーオールを使用。懐かしいベビー服をアップサイクルできて嬉しい。

プリキュアを選ばなかった代わりに、かわいいボタンか何かを選んでつけていいよ、と百均に連れて行ったところ、このプラスチックビーズを選んできた。私はランダムに散らす付け方しか思いつかなかったのだが、長女が色ごとに分けて虹のようにつけたいと決めた。たまたま色ごとにパーツの数が揃えてあるセットだったこともあり、こうなった。

布の色にしろ、このビーズにしろ、配置にしろ、娘でないと思いつかなかったな。だんだん大きくなって個性がでてきて面白い。

 

無事気に入ってくれたようで、彼女なりに左右も決めてあるらしく、嬉しそうに履いていてありがたい限りである。

 

材料費は布210円、キルト芯980円、プラスチックビーズ110円。

その後、キルト芯がダイソーに売っていたのを見つけて少し後悔。余った大量のキルト芯は何にしようか。

簡易版キエーロお試し中

キエーロというものの存在を知ってから、試してみたくて仕方なかった。

キエーロ 葉山

冬は気温が低いから良くないらしいから我慢、

黒土を使うってあるけど近くのホームセンターに売ってないから見つかるまで我慢、

と我慢していたのだが、だめでもともとだし、関東ローム層の黒土なんかここ福岡じゃ手に入らないし(余談だが神奈川から福岡に越してきたとき、土の色が、畑ですら白茶なのにすごく驚いたのを覚えている)、とりあえずやってみるか!と踏み切った。ご近所のお宅が花壇にそのまま生ゴミを埋めているのも見たし。

 


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朝食のりんごの皮11gくらい。冬で微生物の動きが低下している可能性を考えて、微生物が好みそうな果物の皮を、分解されやすいよう細かく切った。

 

で、問題のキエーロ本体の役を果たしてくれるのはこちら。


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夏にプチトマトを栽培し、台風が接近した時に家の陰に引っ張りこんでそのまま放置していたプランター。土も当時トマト用に入れたもののまま試してみる。ノーコストである。


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キエーロは、微生物がよく働く、地表から20cmくらいの場所まで土を掘ってゴミを埋めるそうだが、このプランターは出来るだけ底の方まで掘って10cm少々。


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とりあえず埋めた。これが11/26のこと。

本当は、透明の屋根を、風が通るように設置するらしい。が、とりあえずこの土でも大丈夫か試したいだけなので、なにもせず。ノーコストである。

翌日、温度が上がりやすいよう、南がわにプランターを移した。そして、土がカラカラなので少し水をまいた。

キエーロがどうとか微生物とか偉そうに書いたが、まとめたら、「使ってないプランター生ゴミを埋めた」だけだね…

 

しかし11/30本日、試しに掘り返してみたら、りんごの皮は完全に消滅していた。何しろ冬場は2週くらい分解にかかると読んだから、場所を間違えたかと思って、四隅全部掘り返してみたが皮の欠片もみつからなかったので間違いない。びっくりして写真を撮り忘れた。

26〜30日の当地の気温は最高13℃くらい。降雨なし。日当たりのよい場所に置いたおかげか?

 

とりあえず、また、りんごの皮・芯を合わせて一個半ぶんと、小松菜の根本4個と、トマトの皮とヘタ一個ぶんを埋めた。卵の殻は分解されにくいらしいので入れず。

また数日後に見てみよう。うまく行きそうなら土を足して、屋根も検討してみようかと考えている。楽しみ!