はじめてのリネン

さらしを導入してから、ふきんのことを色々考えるようになった。
一枚のさらしの端をかがっただけの簡単なふきんは、実に優秀で、食材を濾したり、絞ったり、まな板を拭いたり、包丁をぬぐったり、鍋に残った水滴をちょいちょい拭いたり、何にでも使ってはさっさと洗って干す繰り返し。
でも同じふきんでは、食器を拭くにはちょっと向かない。

色々なブログを拝見したりもして、食器拭き用にリネンのふきんを買うことにした。
自分でつくれないかと手芸屋さんにも行ったが、価格と量を考えると、ふきんにするには現実的ではなかった。
そのため、結局、カリエンテ（リネン専門店カリエンテ）で完成品を購入した。

まだがっちがちで、茶色みも強い。ひとまず石けんで洗っていたら、手がひりひりしたほどだ。
これを、毎日使って、洗って、太陽にさらして、使い込んで、ミルクティみたいな色のこなれた手触りに育てたい…と、妄想は広がるばかり。
なんともたのしくてうれしい。食器を洗いたくなった。