始末よい人になりたい

職場に持って行っているランチバッグ（がわりの、香典返しのセットのなかに入っていたぺらぺらの不織布のバッグ）がぼろぼろになってしまったので、ミニトートを作った。

表のデニム生地は、夫が履き古して擦り切れてしまったジーンズ。

見えないけれど中につけた裏布？中袋？は、わたしの以前の職場用ユニクロストレッチパンツ。

巾着状になっている口布は、わたしが小・中学生ごろに着ていたブラウスを、母がハンカチに作り直していた布の再利用。

というわけで、主材料はぜんぶ、着なくなった衣類でできているのでした。

これ、別に本見て作っているわけじゃなくて、とりあえずデニムでバッグの形を作るところから始めた。そうしたら、思ったよりハリがなくてくったりしてるから接着芯いるかな→芯が丸見えだから中袋つけなきゃだめだな→思ったより口がカパーッと開いちゃうから巾着で締めたほうがいいな、という感じで、ずるずる工程が増えていき、1日仕事になってしまった。

まあ、こういう応用がきくのも、手作りのよさだよね。そして工程と材料が増えるつど、家にあるものを更生して使えたというのがひそかな満足。

バカスカものを処分しているが、リユース・リサイクルできるものはそうしなきゃな、と思っている。捨てるのが目的なのではない、シンプルにすっきり暮らすのが目的なのだ、と自分に言い聞かせつつ。