暮らす記録。

シンプルライフをめざして日々こまごまと。

暖房あれこれ

うちの暖房器具はエアコンだけだった。
それで別に不便をしていたわけではないが、冬に停電したら困ると思っていたので、夫と相談の上、石油ストーブを購入した。
非常時対応のつもりで買ったので、手回し発電で着火できて乾電池もいらない、トヨトミのこのストーブに決定。Amazonで9000円弱というところ。
ひとなみに、あの薄緑色のアラジンストーブに憧れもあったけど…、お手入れをちゃんとやっていけるか不安もあったので、これに決定した。なにしろ家に石油ストーブがあったのなんて、自分が小学生のころ以来なので。

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久しぶりだったし、ノスタルジーの色眼鏡がかかっているかもしれないが、とてもいいです、石油ストーブ。
そばに寄ったら熱いくらいに暖かいし、部屋全体がほんのり暖かい。懐かしいねえ、と夫と話ながら、ふたりでストーブに寄ってあたたまるのもとてもいい。
しずかだし、思った以上に火力があって料理ができる。ことこと煮込み料理をするとか、お湯を沸かすとか、焼き芋を作るというイメージくらいはあったが、それくらいの火力があれば、玉ねぎをあめ色になるまで炒めるのも味噌汁を作るのも、お茶の子さいさいなのであった。
ストーブで料理するのにはまって、今日はガスコンロを使わず料理できた!なんてやってはしゃいだりもした。
しかし何よりいいのはしずかであることかな。冬の昼下がりになにか作業をしているとき、エアコンの作動音がしているのと、石油ストーブがしずかに燃えているのでは、圧倒的に後者のほうが雰囲気がよい気がする。
燃料費はもちろんかかるので、暖房をストーブ一本に絞る気はないのだが。

費用の点でなによりおすすめなのは、電気毛布。
これは親友に教えてもらった方法なのだけれど、電気毛布の上に大判の膝掛けをかけて下半身に巻きつけておくと、少しの電力(最大で40Wくらい)なのにとても暖かい。上半身はカーディガンなりフリースなり、ウルトラライトダウンなりを着る。
なので、部屋全体を暖める必要がなく、動き回らなくていいときには、電気毛布を巻きつけてあたたまっています。